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【ドローン】太陽光発電パネル設置のための調査測量

エリア:千葉

構造物:

実施年:2024年

こんにちは、すみれ測量設計事務所です。

3D測量やモデリング、ドローン測量、境界測量、建築測量など、それぞれに対応できる会社はあります。しかし、これらすべての技術や知識を深く理解し、ワンストップで対応できる企業は多くありません。

当社は、最先端の技術と豊富な経験を活かし、お客様のニーズに合わせた最適な提案を行います。また、必要に応じて、登記業務を行う専属の土地家屋調査士と連携し、スムーズな手続きをサポートいたします。どのようなご依頼にも、安心してお任せいただけるよう、誠実に対応いたします。

背景

農業用地および山林だったエリアに太陽光発電パネルを設置するため、土地の地形や空間の詳細な把握が求められました。従来の測量手法では、起伏の激しい地形や森林部分の正確な計測が難しく、より精度の高いデータ取得が必要とされました。

プロジェクト概要

本プロジェクトでは、ドローンを活用し、上空から測量を実施しました。これにより、地形の傾斜や勾配、切り残した樹木の状態を正確に把握することができ、太陽光パネルに影がかかる範囲を予測し、最適な配置を計画しました。

特に、RTK(リアルタイムキネマティック)技術を導入することで、センチメートル単位の高精度な測量が可能となりました。RTK技術を活用することで、地上測量と連動しながら迅速かつ高精度なデータ取得を実現し、データの信頼性を向上させました。地上測量により精度の担保とデータの補完を行うことによって、さらに確実で正確な情報を得ることができました。

プロジェクトの価値

このプロジェクトでは、ドローン測量とRTK技術を組み合わせることで、非常に高精度なデータ取得を実現しました。従来、大掛かりな機材が必要とされるドローンレーザーを使用せずとも、高精度な測量が可能となり、コストを抑えつつ効率的に作業を進めることができました。

また、季節ごとの日射軌道を反映した発電量の予測を行い、太陽光発電の効率的な配置と発電計画の策定に貢献しました。地上測量との併用により、さらに精度の高いデータを取得でき、発電効率を最大化する設計が可能となりました。

この取り組みにより、コスト効率の良い測量方法が提供され、太陽光発電の設計・運用において重要な基盤データが得られました。