事例
CASE STUDIES
事例
【ドローン】漁港再利用の検討のための調査測量
エリア:伊豆大島
構造物:
実施年:2021

こんにちは、すみれ測量設計事務所です。
3D測量やモデリング、ドローン測量、境界測量、建築測量など、それぞれに対応できる会社はあります。しかし、これらすべての技術や知識を深く理解し、ワンストップで対応できる企業は多くありません。
当社は、最先端の技術と豊富な経験を活かし、お客様のニーズに合わせた最適な提案を行います。また、必要に応じて、登記業務を行う専属の土地家屋調査士と連携し、スムーズな手続きをサポートいたします。どのようなご依頼にも、安心してお任せいただけるよう、誠実に対応いたします。
背景
かつて漁港だったエリアの再利用を検討するにあたり、土地の地形や空間を詳細に把握する必要がありました。従来の測量手法では入り組んだ地形の正確な把握が難しく、より精度の高いデータ取得が求められていました。
プロジェクト概要
本プロジェクトでは、ドローンを活用して上空からエリア全体を撮影し、測量を実施しました。これにより、従来の方法では難しかった入り組んだ海岸線の詳細や高低差を正確に記録し、再開発計画に必要なデータを取得しました。
特に、RTK(リアルタイムキネマティック)技術を利用することで、センチメートル単位の高精度な測量を実現しました。RTK技術を活用することで、地上での測量と連動させながら、精度の高いデータを迅速に取得でき、計測の信頼性も向上しました。ドローン測量においては、RTKを利用することで非常に高精度な結果が得られ、ドローンレーザーを使用する場合に比べて、機材やコスト負担が大幅に軽減できるという利点もありました。さらに、地上測量により精度の担保とデータの補完を行うことによって、より確実で正確な情報を得ることができました。
プロジェクトの価値
このプロジェクトは、ドローン測量の有効性を示すとともに、RTK技術を活用することで精度の高いデータ取得が可能であることを証明しました。特に、ドローンレーザーのような大掛かりな機材を使用しなくても、高精度な測量が可能となり、コストを抑えつつ効率的なデータ取得を実現しました。
さらに、従来の測量手法では困難だった地形の詳細な把握が可能となり、より持続可能で効率的な土地利用計画の策定が期待されます。この測量方法の選定は、今後の測量技術の発展にも寄与するものとなりました。

