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【国家資格】日本初!?ベトナム人社員が測量士補試験に合格
2025.03.10

こんにちは、すみれ測量設計事務所です。
今回は、弊社の社員が成し遂げた快挙をご報告いたします。なんと、外国籍の社員が「測量士補」試験に合格しました! ベトナム籍の受験者が国家試験で「測量士補」の資格を取得するのは、これが日本で初めて(?)のケースではないかと思われます。
■ 測量士補試験とは?
測量士補試験は、国土交通省が実施する国家試験で、測量の基礎知識や技術を問われる重要な資格です。合格すれば、測量士の指導のもとで測量業務を行うことができます。
■測量士補試験の2つのパターン
測量士補試験には、大きく分けて2つのパターンがあります。
- 国家試験による取得
- 毎年実施される国家試験に合格することで資格を取得できます。
- 試験内容は測量に関する法規や測量技術などが問われます。
- 合格率は例年約20〜30%と比較的低く、難易度は高めです。基礎からしっかりとした学習が必要となります。
- 指定の養成課程を修了することで取得
- 国が認めた養成課程(専門学校や大学など)を修了することで、試験を受けずに資格を取得できます。
- 実務を重視したカリキュラムが組まれていることが多いです。
■ 挑戦の背景
今回合格したのは、当社で測量業務に携わる入社3年目の20代のNさんです。母国では測量の経験がなかったものの、日本で技術を学びたいという強い意志を持って入社しました。
測量士補試験は専門用語が多く、日本人でも難関とされる国家試験です。ましてや、日本語が母語でない方にとっては、勉強のハードルはさらに高くなります。それでも彼は毎日仕事と勉強を両立し、見事合格を果たしました!社内の先輩社員のサポートも大きな力となりました。共に学び、励まし合う環境が、今回の快挙を生んだのではないかと思います。
■ これからの目標
Nさんは、「今回の合格をきっかけに、さらに測量技術を磨くとともに、3D測量からモデリングまでできるエンジニアとして成長していきたい」と意気込んでいます。当社としても、彼の成長を全力でサポートしていきます。
■ 外国籍の技術者が活躍する職場へ
日本の測量業界では、技術者の高齢化や人手不足が大きな課題となっています。そんな中、当社は多様な人材を積極的に受け入れ、外国籍の社員も採用し、測量の技術を学ぶ機会を提供してきました。今回の合格を通じて、国籍に関係なく努力すれば道が開けることを証明できたのではないでしょうか。
■外国人材の採用をお考えの測量会社さまへ
当社では、優秀な人材を現地で募集して日本に送り出す事業を展開しているベトナムのハノイにある人材会社と事業提携しており、外国籍の人材が測量業界で活躍できるよう支援を行っています。外国人材の採用や育成に関心のある測量会社さまのご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
